黄花のすみれ 
ナエバキスミレ
2005年5月28日(土)16:00
平標山の家(群馬県)付近
NIKON D70 シグママクロ50mm






ナエバキスミレ
2005年5月28日(土)16:00
平標山の家(群馬県)付近
カメラ:NIKON D70
レンズ:シグママクロ50mm

和名:ナエバキスミレ【苗場黄菫】
別名:
英名:
学名:Viola brevistipulata (Franch. et Savat.)W. Becker var. minor Nakai
分類:スミレ科スミレ属
性状:山地帯〜亜高山帯の砂礫地に生育する多年草
花期:5月下旬〜7月
分布:本州の上越地方から東北地方南部
コメント:黄色い「すみれ」の多くは高山や多雪地帯に咲き、低い山ではあまり見ることのない“高嶺の花”そのものです。他にミヤマキスミレ、オオバキスミレ等があります。本種は「オオバキスミレ」の変種でハート形の葉は厚くて光沢があり、6月ごろ、黄色い花を咲かせます。名前は、基準標本産地の苗場山に因む。絶滅危惧II類。





キバナノコマノツメ
撮影日:2003年7月28日(月)
撮影地:千畳敷(中央アルプス)
カメラ:Fuji FinePix6900Z

和名:キバナノコマノツメ【黄花の駒の爪】
別名:
英名:
学名:Viola biflora
分類:スミレ科スミレ属
性状:多年草
花期:7〜8月中旬
分布:
コメント:葉を馬(駒)の蹄(爪)に見立てて「黄花の駒の爪」。夏に黄色の花を咲かせる。キバナノコマノツメの特徴は、多くのキスミレは距が目立たないのが多い中で比較的距が長い、高山の「すみれ」は分布が狭いがキバナノコマノツメは広い範囲で見ることができます。「すみれ」の仲間でスミレと言わないのはこれだけのようです。