笠雲 2020/02/12 13:51 NIKON D90 |
笠雲 レンズ雲の一種で,山頂付近に現れる笠か帽子をかぶせたような形の雲。気流が山を越えるとき,断熱冷却して雲を生じ,風下の山麓におりてくるときは断熱昇温して雲が消失する。そのため雲を構成する粒子は常に入れ替っているが,雲は同じ場所にとどまっているようにみえる。富士山のような独立峰でよく発生する。笠雲が現れると天気は下り坂で70〜80%の確率で雨となる。この写真を撮影した翌日は雨になりました。 |
レンズ雲 2017/10/11 9:46 NIKON Df |
巻雲 2016/07/26 7:53 NIKON Df |
巻(絹)雲 雲の中で最も高いところ(日本を含む中緯度地域で5〜13km)にできる雲で、低温のため、氷晶(氷の粒)からできている。ハケではいたような、繊維状の組織が見られる。形状は多様で、白いすじが不規則に曲がっていたり(毛状雲)、頭の部分が鉤型に反り返っていたり(鉤状雲)、綿状のかたまりになっていたり(房状雲)と、バリエーションがある。まっすぐなものもあれば、糸や羽根などに例えられるように曲がったものもある。また変化が速く、刻々と形を変えることがある。一般に温暖前線の前面にできるので天気が悪くなる前兆ともいえるが高気圧の前面にできることもあるのでこの場合は天気が良くなる。 |
巻雲 2018/10/03 11:44 NIKON Df |
積乱雲 2018/07/19 12:30 NIKON Df |
積乱雲 強い上昇気流でできる巨大な雲で、雲頂の高さが12,000m、雲の背の高さは10,000mに達することもある。厚さのため、雲の下は暗く、激しい降水や雷を伴う。真夏の夕立や突然の雷雨はこの雲によって引き起こされる。雲頂が圏界面に達するとジェット気流に流され、繊維状の雲になったり、「かなとこ雲」を形成することもある。他の雲に比べて、厚さ大きさとも比較にならないほど大規模な雲であるが、寿命は短く1時間程度のことが多い。 |