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姥湯温泉は室町時代(1533年)、桝形屋初代が山師として金山を探している時、山姥に教えられて発見したとされる。 温泉名もこれに因み姥湯となった。現在の当主は17代目。露天風呂は浴槽が三つあり、山姥の湯、薬師の湯、瑠璃の湯と名付けられている。一つが女性専用で、二つは混浴、入れ替え制となっている。見渡す限りの山々に囲まれたそれぞれの露天風呂は、周囲のダイナミックな景観が魅力です。特に10〜11月に見頃を迎える紅葉シーズンはおすすめ。カエデやナナカマドなど鮮やかに色付いた木々に囲まれ、ゴツゴツと切り立った雄大な渓谷美を眺めながら岩風呂に浸かるのは、最高の贅沢です。 |
山姥の湯
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薬師の湯
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瑠璃の湯
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@自動車利用の場合 東北自動車道を福島飯坂ICで降りて国道13号線米沢方面へ、米沢市板谷から山道を約14 kmで姥湯温泉駐車場着。 滑川温泉を過ぎて姥湯温泉に至る途中の山道は難所です。1車線の山道は待避所はありますが対向車に出会うと曲がりくねった急坂道のバックを強いられます。ガードレールはありません。曲がった急坂道の発進となるのでそれなりの技量が必要です。 以前はスイッチバックしなければ上れない急坂も存在していました。現在は 改修されてスイッチバックは解消しましたが、切り返しが必要です。急坂も健在で、道路脇に切り返し方法を説明した看板が有ります。私の人生経験2番目の難所でした(-_-;)。写真はこのコースでは超〜楽な一車線車道、難所の写真はありません。 |
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A鉄道利用 JR東日本奥羽本線峠駅下車。駅前より桝形屋の送迎車を利用して約25分で駐車場。駐車場から宿までは徒歩で急坂を約200 m。送迎は宿泊者のみで事前予約が必要。 峠駅は新幹線が通る奥羽本線の駅として鉄ちゃんにはおなじみです。その昔は、急勾配と豪雪による難所として知られる板谷峠を超えるために必要だった“4駅連続スイッチバック”の最高地点駅(626 m)として活躍。山形新幹線の開業とともに、スイッチバックが廃止となり、現在の姿になりました。今は登山客や温泉客が一日に十数人あるようです。駅前に茶店が有りますが、ほかに民家はなかったと思います。写真は雪囲いで、駅舎はこの中にあります。 |